2017年に買い替えたい電池持ちが良いスマホとは

スマホ選びの基準

値段やデザインも大事ですが・・・

新入生や新入社員でなくても、春になると新生活が始まるような気分になりますよね。

大手携帯キャリアではこの時期に合わせて新機種を発売することもあり、
心機一転スマホを買い替えるなんて人も少なくないと思います。

では、スマホを買い替える際にはどのような点を重視しているのでしょうか?

最近は最新機種を「実質0円」で購入することが難しくなっているので、
出来るだけ安くということで、値段重視という人も居ます。

反面、値段は二の次でとにかく高性能なものを、と性能重視な人も多いと思います。

女性であれば、値段も性能も特に気にしないけど見た目がカワイイもの、
とデザイン重視という人も居るでしょう。

何を基準にしようと、自分のお金で買い、
自分が使うわけですから気に入ったものを選ぶのが一番ではあります。

ただ、どんなスマホを選ぶにしても「バッテリーの持ち」については
気にしておいた方が良いですよ。

最近のスマホはより軽く薄くするために、自分でバッテリーの交換が出来ない、
内蔵型バッテリーを採用しているものが多くなっています。

バッテリー交換は修理扱いとなので、
新しいバッテリー代と工賃合わせて6,000~7,000円も掛かってしまいます。

なので、出来るだけバッテリー交換をしなくて済むような
バッテリー持ちの良い機種を選ぶということも大事になってくるんですね。

スマホのバッテリーの寿命はどれぐらい?

1日1回の充電で1年半~2年

スマホを新しくした当初は1回充電すると2日ぐらいは持ちましたが、
数か月もすると1日1回の充電が必須となり、
2年も経つと1日1回じゃ足りないなんてことになりますよね。

では、そもそもスマホのバッテリーの寿命ってどのぐらいなのでしょうか?

スマホのバッテリーとして使われているリチウムイオン電池は、
500回の充電で約6~8割に性能が落ちると言われています。

要するに、1日1回の充電だと約1年半でバッテリーの持ちが悪くなり、
2年もすれば全くバッテリーが持たなくなるという正に体感通りの寿命となっています。

バッテリー持ちが良いスマホ

2日3日持つのは当たり前!?

スマホに使われている部品の寿命や基本ソフトなどの性能からすると、
スマホ本体は4年ぐらいは使えます。

4年以上使うことも出来ますが、
処理能力や通信速度などの問題から利用できない機能やサービスが出てくるので、
長くても4年ぐらいで買い替えざるをえません。

スマホ本体は3年でも4年でも使えるのに、
バッテリーの問題だけで1年半や2年で機種変更するのはもったいないですよね。

そこで、2017年2月現在で購入できる最新機種の中から、
特にバッテリーの持ちが良いスマホをいくつか紹介したいと思います。

最近は大容量バッテリーを搭載していたり省エネ機能が充実しているなど、
バッテリーの持ちが良いスマホが増えていますが、その中でも
 ・AQUOS EVER SH-02J(シャープ)
 ・Xperia XZ SO-01J(ソニー)
 ・ZenFone MAX ZC550KL(ASUS)
の3機種が特にバッテリーの評価が高くなっています。

それでは、それぞれバッテリーの持ちがどのぐらい良いのかを詳しく見ていきましょう。

省エネディスプレイとCPU2倍のAQUOS EVER

長時間使用で実感できるバッテリー持ちの良さ

まずAQUOS EVERですが、かつて液晶テレビで世界を席巻した
シャープの製品だけに液晶ディスプレイに大きな特徴があります。

AQUOS EVERには、シャープが世界で初めて量産化に成功した「IGZO」という
半導体を使ったディスプレイが搭載されています。

「IGZO」の詳しい説明は長くなるので省きますが、
画像の精細さやタッチパネルの感度が高いだけでなく、
省エネの面でも他社のディスプレイよりも優れているんです。

静止画表示の電力消費が従来のディスプレイの何と5分の1から10分の1で、
長時間使ってもバッテリーがそれほど減りません。

また、ディスプレイだけでなくCPUの省エネ機能がまた優れものとなっています。

CPUとは簡単に言うと全ての動作を処理・制御するスマホの心臓部であり、
「CPUの性能=スマホの性能」と言っても過言ではありません。

このCPUのコア数が従来の2倍なんですが、性能が2倍になっているわけではなく、
通常使用時のコアとは別に省エネ用のコアを備えています。

スマホを使っていないときにはこの省エネ用のコアが作動し、
電力消費を抑えることでバッテリーの持ちをさらに良くしているというわけです。

ただし、
現状「AQUOS EVER SH-02J」を取り扱っているのはドコモだけとなっています。

「いたわり充電」のXperia XZ

何年たってもバッテリーがヘタらない!?

ソニーのXperiaは、これまでも「Up to 2days battery life(最大2日間の電池寿命)」
を謳い文句としてアピールしてきました。

しかし実際に1回の充電で2日間持たせるためには、徹底的な省エネ設定や
使用自体を控えるなど意識的に節電しなければなりませんでした。

ところがXperia XZでは、従来のものより大容量のバッテリーを搭載しており、
通常使用でも1回の充電で2日間持たすことも可能となっています。

バッテリーが大容量になったことに加え、ディスプレイの輝度が上がり、
輝度をある程度下げても十分視認できるようになったことも大きな要因と言えます。

あるユーザーの実験によると、WiFiやGPSなども有効にした上で1日使っても
バッテリー残量が50%以上で、実際に1回の充電で2日間使えたそうです。

もし従来通りの節電対策を取れば、2日どころか3日間持たせることも出来るんだとか。

こうした省エネ機能だけでなく、
Xperia XZから新たに「いたわり充電」という機能も追加されています。

これは、数日間使っていると端末がユーザーの充電周期を学習し、
充電器が外される時刻を予想、
その時刻に完了するよう充電速度を調節するというものです。

簡単に言うと、
充電器をセットしてバッテリー残量が90%に達するといったん充電を停止、
充電器が外されるであろう時刻の1時間ほど前になると再開、
取り外す時にちょうど100%になっているということです。

これがバッテリーの持ちとどう関係があるかと言うと、リチウムイオン電池は
充電残量が90~100%の状態では劣化が進みやすいという特性があります。

そのため就寝中などに充電していると90%以上の状態が長くなり、
使ってもいないのにバッテリーの劣化が進んでしまう恐れがあるということです。

それがこの「いたわり充電」によって90%を越えている時間を短くし、
バッテリーの劣化が進まないようにしているというわけです。

なので、
1年2年と使っても「すぐに電池が無くなるようになった」なんてことにならないんですね。

ただ、Xperia XZ自体が発売されてから3か月程度しか経っていないので、
「いたわり充電」がどの程度効果があるのかは不透明と言わざるをえません。

ちなみに、先のAQUOS EVERとは違い、
Xperia XZはドコモだけでなくauやソフトバンクでも取り扱っています。

モバイルバッテリーにもなるZenFone MAX

桁違いの大容量バッテリー

続いてZenFone MAXですが、メーカーのASUSという名前に馴染みが無く、
不安を覚える人も少なくないかもしれません。

ASUSは台湾に本社を置き、
パソコンやスマホ、その周辺機器などを製造しているメーカーです。

かつてソニーの「VAIO」をOEM生産していた経験を持ち、
現在ではプレイステーションやiPodなどの部品提供を行っているほか、
「Zenbook」など自社製品も作っています。

そんなASUSのZenFone MAXの特徴は、何と言っても大容量バッテリーに尽きます。

先に紹介したAQUOS EVERのバッテリー容量が2700mAh、
Xperia XZでも2900mAhであり、これらでも標準以上となっています。

ところがZenFone MAXはそんなもんじゃなく、
何と5000mAhという桁違いの大容量バッテリーなんです。

連続待ち受け時間は驚異の最大38日(912時間)、AQUOS EVERの最大780時間、
Xperia XZの最大650時間と比べてもその凄さが分かりますよね。

バッテリーが長持ちするだけではなく、「リバースチャージ機能」を搭載しており、
モバイルバッテリーとして使うことも出来ます。

簡単に言うと、このZenFone MAXに
 ・スマホ
 ・タブレット
 ・モバイルルーター
などを繋げば充電できてしまうというわけです。

しかもスマホなら1回フル充電しても、ZenFone MAXはバッテリー切れになりません。

これだけ大容量なら必然的に充電の回数も減るので、
バッテリー自体もヘタりにくいですよね。

このZenFone MAXはSIMフリー端末なので、大手携帯キャリア3社はもちろん、
格安SIMでもSIMロック解除無しで使うことが出来ます。

バッテリーの持ちは容量と関係ない?

CPUやディスプレイの性能が重要

バッテリー持ちが良い機種として、5000mAhという桁違いの大容量バッテリーを
搭載するZenFone MAXを紹介しました。

そうすると、バッテリーの容量が大きければ大きいほど
バッテリーの持ちも良いのではないかと思うかもしれません。

ところが一概にそうとは言えず、バッテリー容量はもちろん重要なんですが、
それ以上にCPUやディスプレイの性能が大事なんです。

その証拠に、2700mAhのAQUOS EVERの方が2900mAhのXperia XZよりも
連続待ち受け時間が長いですよね。

AQUOS EVERのバッテリー容量は大きくありませんが、先にも書いたように、
CPUとディスプレイの性能が優れているからなんです。

なのでスマホ選びの際、バッテリーの持ちを気にするのであれば、
バッテリー容量だけでなくCPUやディスプレイの性能もチェックする方が良いですよ。

バッテリーを長持ちさせるには

アレは付けない方が良い?

いくらバッテリーの持ちが良いスマホを持っていても、
使い方にムダがあると何の意味もありませんよね。

では、
スマホのバッテリーをより長持ちさせるためにはどのようにすれば良いのでしょうか?

そもそもスマホのバッテリーは熱に弱く、
スマホが高温状態になると劣化が進むと言われています。

なのでスマホを極力高温状態にしないことが重要なんですが、
長時間使ったり充電したりするとどうしてもスマホ自体が熱を持ってしまいます。

その上、スマホは排熱効率が悪く、
パソコンのような冷却ファンも付いていないため熱がこもりやすくなっています。

そうすると、少しでもスマホを高温にしないためには
 ・直射日光が当たる場所に置かない
 ・充電中は使用しない
ということが大事になります。

また、最近はスマホを保護する目的でスマホカバーを使用している人も多いと思います。

特に女性だと、
スマホ全体を覆う手帳型のカバーを使っている人も多いのではないでしょうか。

スマホカバーを付けてはいけないわけではありませんが、
カバーを付けることはスマホの排熱を妨げる要因となってしまいます。

バッテリーを少しでも劣化させないためには、長時間使用してスマホが熱くなった時や
充電中などはカバーを外しておくようにしましょう。

AndroidスマホよりiPhone?ドコモで電池持ちがいい機種

スマホの買い替え時期

4年周期がベスト?

初代iPhoneが発売されてから約10年が経ち、
何度かスマホの機種変更をしているという人も多いのではないでしょうか。

機種変更する理由は
 ・スマホの調子が悪くなった
 ・性能が良くない(古くなった)
 ・バッテリーが持たなくなった
 ・単に新しいもの好き
など様々だと思います。

機種変更する周期となると、スマホが古くなったり、
調子が悪くなるまで使うのであれば4~5年ぐらいという場合もあるかもしれません。

逆に新しいもの好きの場合、今使っているスマホに特別不具合がなくても、
毎年新機種が発売されるたびに機種変更するなんて人も居るでしょう。

実際筆者の知り合いにも、
毎年iPhoneの新型発売日には会社を休んででも買いに行くという人が居ます。

壊れるまで使ったり、毎年買い替えるのは極端だとして、
どのぐらいの周期でスマホを買い替えるのが良いのでしょうか?

数年までは、スマホの技術が日進月歩で発達していたので、
機種が新しくなればなるほど高性能となっていました。

しかしこの1~2年で進歩のスピードが緩やかとなり、
最新機種と1つ前の機種で大きな性能の違いが見られません。

よほど革新的な技術が発明されない限りはこの状態がしばらく続くはずなので、
1~2年で機種変更するのはもったいないのではないでしょうか。

かと言って精密機器である以上は5年も10年も使えるわけもなく、
大体4年周期ぐらいで買い替えるのが良いと思われます。

4年以上となると、スマホに使われている部品の経年劣化によって故障のリスクが
高まりますし、基本ソフトや通信速度などの問題で使い勝手が悪くなってしまいます。

なので、スマホ本体の寿命とも言える3年半から4年を目途に
機種変更するのが良いというわけなんですね。

スマホのバッテリー寿命

4年周期で機種変更と言っても・・・

スマホ本体だけのことを考えれば4年周期の機種変更がベストかもしれませんが、
2年ぐらいで買い替えざるをえないという人も多いと思います。

その大きな原因となっているのが、2年もするとバッテリーの持ちが悪くなってくる、
ということではないでしょうか。

使い方によって多少違いはあるかもしれませんが、新品時は1回の充電で
2~3日持っていたものが1年ほど経つと1日1回は充電しないと持たなくなります。

さらに2年ともなると常に充電器を持ち歩き、場所と時間を見つけては
1日に何度も充電しないと間に合わないという風になってしまったりします。

スマホのバッテリーとして使われているリチウムイオン電池は、
充電を500回繰り返すと容量が約6~8割に減ると言われています。

ちなみに、0%から100%までの充電を1回と数え、
残り50%ぐらいの状態から100%まで充電した場合は0.5回と数えるそうです。

1日1回の充電だと1年半もすればバッテリーの劣化がかなり進むので、
標準的な使い方でも2年もするとバッテリーの持ちが悪くなったと感じるんですね。

バッテリーを長持ちさせるには

車の中に放置していませんか?

ガラケーだとバッテリーの持ちが悪くなれば、
新しい電池パックを買って自分で交換することも出来ました。

しかし最近のスマホはより薄く軽くするために、自分で交換が出来ない
内蔵型バッテリーになっているものが多いですよね。

そのためバッテリーの交換は修理扱いとなり、
キャリアショップなどで依頼すると、6,000~7,000円ぐらい費用が掛かります。

買ってすぐならともかく、2年も使っていると6,000~7,000円も払うぐらいなら、
バッテリー交換せずに機種変更しようってなりますよね。

しかしスマホ本体は何ともないのに、
バッテリーの持ちが悪くなったというだけで機種変更するというのももったいない話です。

スマホの買い替え周期である4年とは言わずとも、
少しでもバッテリーを長持ちさせるためにはどうすれば良いのでしょうか?

節電モードを利用するなどスマホの設定を変えるのも良いですが、もっと簡単な
 ・高温となる場所に放置しない
 ・充電中はスマホを使わない
といったことを注意するだけでもバッテリーは長持ちします。

スマホのバッテリーは高温状態になると劣化が進むと言われています。

そのため直射日光が当たるような場所に放置していると、
例え新品のバッテリーであっても劣化する恐れがあるんです。

車を運転している時にスマホをダッシュボードの上に置いているなんて
もってのほかです。

車の中は高温になりやすいので、夏場であれば、
ちょっとコンビニに立ち寄る時でも車の中に置きっぱなしにしない方が良いですね。

アレを付けるのもダメ?

スマホケースがバッテリー劣化の原因に

スマホ本体を衝撃などから保護するために、
スマホケースを利用していることがあると思います。

最近だと、特に女性であれば、
手帳型のケースを使っているなんて人も多いのではないでしょうか。

ところが、スマホを保護するためのスマホケースが
バッテリーの劣化を招く原因となってしまう場合もあります。

元々スマホは、小さいスペースに部品が密集している上にパソコンのような
冷却ファンを付けることも出来ないので、排熱効率が悪くなっています。

このように熱がこもりやすい構造なのに加えてケースまで付けると、
さらに熱がこもりやすくなってしまいます。

なので、先に書いたバッテリーを劣化させる高温状態を
自分で作っているようなものなんですね。

スマホケースを付けることが悪いわけではありませんが、
長時間の使用や充電時などスマホが熱を持ちやすい時には
ケースを外しておいた方が良いですよ。

充電中のスマホ使用は避ける

アプリゲームは要注意

スマホのバッテリーを長持ちさせるためにもう1つ大事なことは、
スマホを充電しながら使ってはいけないということです。

LINEなどで友達と長い時間会話していると、充電が心許なくなって
ついつい充電しながら続けてしまいますよね。

先にも書いたように、スマホは使用中や充電中などは多少の熱を発し、
それが長時間となると手で触っても熱いと感じるほどにまでなります。

どちらか一方でもそうなるんですから、
使用と充電の両方を同時に行えば必然的にスマホは高温状態となり、
バッテリーの劣化を招いてしまうんですね。

とはいえLINEやSNSぐらいだと、余程長時間連続でしない限りは
スマホに大きな負荷とならないので、充電しながらでも大きな問題ではありません。
(もちろんしない方が良いですよ)

問題は動画やゲームで、
ともに電池の消耗が激しい上にスマホへの負荷も大きくなります。

なので、高画質な映画などを見る場合には、
事前に充電をして電池切れにならないようにしておきましょう。

また、ブームは少し沈静化しましたが、ポケモンGOのようなゲームをする場合も同様に
事前にしっかり充電しておく方が良いですね。

もしモバイルバッテリーのようなもので充電しながらポケモンGOで遊んでいると、
それこそスマホのバッテリーが1年と持たないかもしれませんよ。

過充電は問題なし!?

新しいスマホだと対策が施されている

スマホに限らず、充電池は充電が終わっているのに充電器を挿しっ放しにしたり、
0%になるまで使い切るのは良くないと言われます。

確かにスマホのバッテリーであるリチウムイオン電池は、
フル充電の状態からさらに充電を続けると急激に劣化していきます。

また、完全にカラになるまで使い切ってしまうと、
充電が出来なくなってしまうという恐れもあるんです。

しかし、初期のスマホならともかく、
最近のスマホではこうした過充電や過放電への対策がしっかりと施されています。

充電が100%になると自動的に電流量を制御して、
過充電となるのを防ぐ装置が付けられています。

さらにバッテリーをカラになるまで使い切るということは出来なくなっており、
バッテリーの電圧が規定値を下回るとスマホをシャットダウンする仕組みとなっています。

要するに、ある程度余力が残っている状態で電源を落としてしまうことで、
過放電とならないようにしているんですね。

このような対策が施されているので、充電が終わったらすぐに充電器から外したり、
残り10%を切ったら必ず充電するなど、そこまで神経質になる必要はありません。

だからと言って、充電器に挿しっ放しにしたり、自動的に電源が切れるまで
使ったりするのはスマホにとって良いことではないので注意してください。

バッテリーの持ちが良いドコモのスマホ

バッテリー容量は関係ない!?

では、実際にバッテリーの持ちが良いとされているスマホはどれなのでしょうか?

ドコモの機種を例に取ると
 ・arrows NX F-01J
 ・Xperia X compact SO-02J
 ・iPhone SE
 ・iPhone7
 ・iPhone7 Plus
 ・Galaxy S7 edge SC-02H
などが、口コミサイトなどでバッテリーの評価が高くなっています。

バッテリーの持ちを判断する場合に、
カタログでバッテリー容量を確認することがあると思います。

「mAh」という単位で表され、
その数値が大きいほどより多くの電気を蓄えられるということなります。

確かに先のバッテリーの評価が高い機種だと、arrowsやXperiaは2700mAh以上
ありますし、Galacyに至っては3600mAhの大容量です。

ただ、バッテリーの持ちはその容量だけでなく、
CPUやディスプレイなどの性能によっても大きく左右されます。

高性能になればなるほど消費電力も大きくなり、
大容量のバッテリーを積まざるをえないという事情もあります。

なのでバッテリー容量の大きいスマホは高性能だとは言えますが、
バッテリーの持ちが良いとは必ずしも言えないということなんですね。

AndroidよりもiPhoneの方がバッテリー持ちが良い

細かい節電機能が充実

「大容量バッテリー=バッテリーの持ちが良い」というわけではない証拠として、
iPhoneの存在が挙げられます。

実際先のバッテリーの評価が高い機種の中にiPhoneがありましたが、
それぞれのバッテリー容量は
 ・iPhone SE・・・1624mAh
 ・iPhone7・・・1960mAh
 ・iPhone7 Plus・・・2900mAh
となっています。

ディスプレイの大きい7 Plusこそ2900mAhとそれなりに大容量ですが、
SEと7に関してはむしろ小さいと言っても良いぐらいの容量しかありません。

それでいて大容量バッテリーのAndroidスマホと同等以上に
バッテリーの持ちが良いと言われているので、
バッテリーの容量と持ちはあまり関係が無いというのがよく分かりますよね。

iPhoneの基本ソフトである「iOS」のバージョンが8以前は
バッテリーの消費が激しいといわれていましたが、
9以降になると電力効率が大幅に向上、バッテリーの持ちが良くなっています。

また、画面を下にして置いている場合には通知を受けても画面がONにならない
など細かい節電機能も充実してきています。

電池持ちが悪くなったスマホ、その原因となる使い方とは?

スマホのバッテリー寿命

大体1~2年が相場

「スマホの買い替え時期だなぁ」と感じるのはどんな時でしょうか?

故障や水濡れなど買い替えざるをえない場合もありますし、
毎年新しい機種が発売されており、
その進化した高機能さを見せつけられるとつい買い替えたくなりますよね。

実際iPhoneユーザーだと毎年買い替えているなんて人も少なくないかもしれません。

それから、故障と少し似ていますが、
バッテリーの持ちが悪くなると「スマホの買い替え時期だ」と感じることもあると思います。

買った当初こそ1度フル充電したら、
使い方によっては2~3日充電無しでも余裕でOKだったりします。

ところが1年と経たないうちに1日1回の充電じゃ怪しくなり、
外出時でも充電器が欠かせなくなってしまいます。

では、スマホのバッテリーの寿命は実際にはどのぐらいなのでしょうか?

スマホのバッテリーには、
小型で軽量ながら高電圧というリチウムイオン電池が使われています。

このリチウムイオン電池は充電と放電を繰り返すと劣化し、
一般的には500回で50~70%程度まで性能が落ちてしまいます。

要するに、1日1回充電するとして500日なので
約1年半でかなり電池の持ちが悪くなるということなんです。

それにしても、ちょうど端末代の24回払いが終わるころに、
バッテリーの劣化が激しくて買い替えたくなるというのは偶然なのでしょうか?

劣化したバッテリーを使い続けるとどうなる?

最悪発火する危険も・・・

スマホのバッテリーは劣化しても、
目に見える症状は電池の持ちが悪くなるぐらいで使えなくなるわけではないですよね。

実際1日に2度3度充電したり、
中にはほぼ充電しっぱなしでスマホを使っているなんて人も居るかもしれません。

しかし、劣化したバッテリーを使い続けることに危険はないでしょうか?

リチウムイオン電池は充電と放電を繰り返して劣化すると、
膨張するという特性を持っています。

充電した直後や長時間使用している時にスマホ本体が膨らんだ、
という経験をしたことがある人も居るかと思いますが、
これは劣化したバッテリーが原因なんです。

バッテリーが膨張すると、スマホ内部で基盤が圧迫されて操作が出来なくなったり、
iPhoneだとディスプレイが浮き上がってしまうこともあります。

とはいえ、メーカーによる安全対策が施されているため、
バッテリーが膨張によって発火・爆発の危険というのはほとんどありません。

ただ、製造ラインで大量生産されているだけに不良品が混ざっていないとも限らず、
充電中にスマホが発火・爆発という事例が少ないながらもあるので、
バッテリーが劣化したらすぐに交換した方が良さそうですね。

過充電・過放電はバッテリーを劣化させない!?

推奨するわけじゃありませんが・・・

スマホのバッテリーは充電と放電を繰り返すと劣化しますが、
その頻度はともかくとして、これは通常の使い方なので仕方がありません。

しかし、これ以外にもバッテリーを劣化させる原因となる使い方がいくつかあります。

一般的には
 ・過充電
 ・過放電
がバッテリーを劣化させる大きな原因だと言われます。

「過充電」とはフル充電出来ているのに充電器を外さず充電し続けることで、
「過放電」はバッテリーが0%になるまで使うことです。

確かにスマホのバッテリーであるリチウムイオン電池には、
過充電では急速に劣化し、過放電になると充電が出来なくなるという危険性があります。

実際スマホの説明書などには、
注意書きとして過充電・過放電にはしないようにという旨のことが書かれてあります。

しかしこれにもメーカー側による安全対策が施されており、充電が100%になると
電流量を制御する過充電防止の装置がスマホ本体に付いているそうです。

また過放電についても、バッテリーを完全に使い切るということは出来なくなっており、
バッテリーの電圧が一定以下になると電源が切れる仕組みになっています。

なのでスマホの画面上では0%となっても、
実際にはある程度バッテリーに余力が残っているということです。

とはいえ、過充電・過放電はバッテリーへの影響が思ったよりも小さいというだけで、
決して過充電・過放電しても良いということではないので勘違いしないでください。

高温状態には要注意

スマホケースって使ってますか?

スマホを落としたりなどした際の衝撃を和らげるために、
スマホケースを利用している人も多いと思います。

背面に装着するだけのものや、
スマホ全体を覆う手帳型ケースなんてものも最近は流行っていますよね。

このスマホケースが、先の過充電・過放電よりも、
バッテリーを劣化させる大きな原因となっているんです。

スマホのバッテリーは、高温状態になると急速に劣化が進むと言われています。

なので、直射日光の当たる場所や高温になりやすい車の中などに
放置しちゃいけないことぐらいは知っていると思います。

ただ、スマホにはパソコンのような冷却ファンが付いていないため、
排熱効率が悪いんです。

そこにスマホケースを付けることでさらに排熱が妨げられ、
スマホ本体に熱がこもってしまう恐れがあるんですね。

スマホケースはスマホを保護するためのものなので「付けるな」とは言いませんが、
充電するときや長時間使用する場合などは外した方が良いと思いますよ。

バッテリーを長持ちさせるためには

スマホの基本設定を見直そう

スマホのバッテリーは充電すればするほど劣化していくので、
それを長持ちさせるというのは簡単なことではないんです。

使っても使わなくても電源が入っている限りはバッテリーは減っていきますし、
バッテリーが減れば充電しないと電源すら入りません。

そこで少しでも充電回数を減らすために、
スマホを使っていないときの消費電力を抑える方法を紹介しましょう。

スマホを使っていないときの消費電力を抑えるためには、
基本設定を見直す必要があります。

まず液晶画面の明るさを調整し、画面が見辛くならない程度に明度を下げましょう。

初期設定だと画面の明るさは自動設定になっている場合も多く、
周囲の明るさに合わせて明度を調整してくれるので
自動設定の方が良いように思いますよね。

しかし必要以上に明るくなることも少なくないですし、
何より周囲の明るさを感知するセンサーのようなものが働いているわけで、
それ自体が電力消費の要因となります。

次に、位置情報は地図アプリなどで必要な場合を除いてはOFFにしておきます。

位置情報をONにしていると、
スマホを使っていないときでも常時GPS衛星と通信し続けることになります。

その分バッテリーを喰うわけですから、少し面倒臭いですが、
位置情報を必要としないときは必ずOFFにするようにしてください。

それからWiFiやBluetoothも使わないときはOFFにします。

これをONにしていると、WiFiやBluetoothに繋がっていない時には
スマホがその電波を探し続けるので、やはり電力をムダに消費してしまいます。

そして使い終わったアプリはきちんと終了させましょう。

ホームボタンなどを押して画面を切り替えただけだとアプリは終了せず、
これも電力をムダに消費することになります。

寝ている間に充電するのはNG?

充電が完了しても気付かない

スマホをフル充電するのって結構時間が掛かるので、寝る前に充電器にセットして
寝ている間に充電しているなんて人も多いんじゃないでしょうか。

充電しながらスマホを使うのはバッテリーの劣化を早めるので、
絶対にスマホを使うことがない睡眠中に充電するというのは悪い方法ではありません。

しかし、
寝ているわけですから当然充電が完了しても気付かずに過充電となってしまいます。

先に書いたように、スマホ自体に過充電とならないような対策が施されているとはいえ、
充電が完了したら充電器を外しておくに越したことはありません。

では、いつ充電するのが良いのでしょうか?

もちろん好きな時に充電すれば良いのですが、
出来れば朝起きてから出掛けるまでの間に充電しておくのが良いと思われます。

朝は朝食や出掛ける準備のためにスマホを触らないことも多く、
出掛ける時にはスマホを持っていくので過充電にもなりにくいというわけです。

しかも最近は急速充電可能なスマホや充電器があり、
バッテリー残量にも寄りますが、1時間30分ほどでフル充電出来るものもあります。

バッテリーの交換とその費用

機種変更するよりは安いですが・・・

先に紹介したような方法で多少電力消費を抑えることは出来ますが、
劇的に充電回数を減らすことは出来ませんし、
劣化したバッテリーを復活させることも出来ません。

なので、万一バッテリーが劣化してしまった場合には、
バッテリーを交換するしかありません。

少し古い機種や新しい機種でも一部のものは、
スマホ本体の背面カバーを外せば自分でバッテリーを交換することが出来ます。

しかし、最近のスマホはより薄く軽くするために内蔵バッテリーとなっているものが多く、
自分でバッテリー交換が出来なくなっています。

そうすると契約している携帯キャリアに持ち込んで交換してもらうしかないんです。

内蔵バッテリーの交換は修理扱いとなるので、
各キャリアショップの故障窓口か公式サイトの修理受付に依頼することになります。

交換の費用ですが、携帯キャリアや機種によっても多少違いはありますが、
大体7,000円~8,000円ぐらいは覚悟しておいた方が良さそうです。

内蔵バッテリーを交換するときの注意点

データのバックアップを忘れずに

先にも書いたように、内蔵バッテリーの交換は修理扱いとなるので、
キャリアショップに持ち込んだとしてもその場で交換とはならず、
スマホを預けないといけません。

バッテリーの交換に限らず、預かり修理の場合は個人情報保護の観点から
スマホのデータが初期化されてしまいます。

要するに、バッテリーの交換が終わって戻ってくると、
保存していた画像や動画はもちろん、アドレス帳なども全て消えているということです。

もちろんスマホを預ける時にその辺りの説明があるとは思いますが、
事前にデータのバックアップはしっかりと取っておきましょう。

ゲームアプリなどについては、
機種変更時などにデータの引継ぎが出来るようになっているので、
必要であればその方法も確認しておくと良いですよ。